【DCM】万能作業台(ワークベンチ)組立レビューと注意点

自作・DIY
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こんにちは、阿木人です。

ツーバイ材を使ったDIYがここ何年か流行っていますね。

私もたまに初心者丸出しの木工DIYで靴を置く棚とか、丁度欲しいサイズのコミック棚とか、ベランダ菜園用のちょっとした棚とか作ってきましたが、そもそもDIYの為の作業台を持っていませんでした。

一応簡単な作業台を自作して使ってはいたのですが、ある程度機能を持った作業台が無いとちょっと面倒なんですよね。

という訳で、先日「DCM」の万能作業台、いわゆるワークベンチを購入した(2000円くらい)ので組み立て方を書いていきたいと思います。

実際購入して組み立ててみると、付属の説明書が結構分かり辛いのと、他に道具が必要だったりもしたので購入を検討している方の為に画像多めで紹介します。

こんな人におすすめ
  • DIYに興味があるがワークベンチを良く知らない
  • 「DCM」のワークベンチが気になっている
  • 購入前に組み立て方や注意点を知っておきたい

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【DCM】ワークベンチの機能紹介

機能や使い方の詳細は後日別記事にてまとめます。
→まとめました。

ここでは簡単な機能紹介だけしますね。

まず見た目はこんな感じ。

機能としては、

  • 折りたたみが出来る
  • 材料の固定が出来る
  • ちょっとした工具を脚の部分(エプロン部)に収納できる
  • 天板にメモリや分度器があるので長さや角度が測れる

といったものです。

【DCM】ワークベンチの組み立て

では組み立て方です。

工程としては

  1. 脚とエプロン部の組み立て
  2. 脚にキャップを付ける
  3. 天板にハンドル(スライドベース)を付ける。ネジは仮止め
  4. 脚と天板を付ける。ネジをしっかり締める
  5. バイスを付けて終了

の5つです。

シンプルな感じがしますが、意外とパーツがあります。


パッケージを開けると、以下の様な内容物が入っています。

内容物一覧

  • 木製天板:2
  • スライドベース:2 ←ハンドルをぐるぐる回して天板の開閉を行う為のもの
  • ステッププレート:エプロン部。工具の収納が出来ます
  • 脚のフレーム:右・左
  • バイス:8 ←材料の固定をする為のもの
  • 脚キャップ:4
  • ボルトセット長:4
  • ボルトセット短:8
  • ネジ:16
  • 小さい六角レンチ:1 ←ボルトを締める為。最低限レベルのものです

これらが内容物として入っています。

注意点としてはボルトセットが長いものと短いものがあるので、間違わない様にしないと後で困ります。

それからネジを締める工程もあるので、最低限プラスドライバー、なるべく電動ドリルかインパクトがあった方が良いです。内容物にはドライバーが入っていないので、持っていない場合は組み立てが出来ません!

脚とエプロン部の組み立て

エプロン部っていうのは、工具を収納できるこの部分です。

内容物にある、「脚フレーム(右、左)・ステッププレート、ボルトセット(短)」を用意します(あとレンチ)。

「1. 脚とエプロン部の組み立て」で使うもの

脚フレームは左右があるので注意。フレームとステッププレートをボルトセット(短)でとめていきます。

アップで撮影

※ちなみに、ネットで見た他のメーカーのワークベンチレビューにパーツの一部が曲がっていたという情報を見ました。私もハズレだったのか、一部がちょっと曲がっていました。付けれなくは無かったので大丈夫でしたが、もしハズレを引いてしまったらペンチも必要になるかも知れません。

ちょっと曲がってた…

脚にキャップを付ける

次に、床が傷つかない為に脚にキャップを付けます。

なんでわざわざキャップ付けるだけで工程を分けて説明しているかというと、キャップには向きがあるからです。しかもその事が説明書には載っていない。…なので気を付けて下さいね。

実物を見れば付ける方向は分かると思うんですが、一応説明しておきます(ただ、結構説明が難しかったので、イマイチ分からない場合は読み飛ばして下さい)。

4つあるので色んな角度から撮ってみたのですが、床に接する面(ギザギザの方)が斜めに角度が付いているのが分かるでしょうか。

ギザギザの面の角を時計回りにABCDとすると、Aが一番高さがあって、BDが真ん中、C(Aの対角線側)が一番低くなっています。

画像で説明すると、完成時のそれぞれの脚の外側方向の角に、キャップの一番高い頂点がくるようにします。

矢印の先の方がキャップの一番高い部分になる

天板にハンドル(スライドベース)を付ける。ネジは仮止め

内容物にある、「天板・スライドベース」を用意します。ネジでとめるので、プラスドライバーも必要です(内容物には入っていないので、自分で用意します)。

「3.天板にハンドル(スライドベース)を付ける。ネジは仮止め」で使うもの

一か所につきネジを4本、四か所あるので4×4で16本のネジを仮止めで付けます。仮止めにしておかないと、後の微調整が出来なくなるので注意。

最後までネジを回さず、簡単に取れない程度で良いので仮止めしておきます。

なるべく電動工具があった方が楽です。ネジ16本を仮止めと本止め?で計32回締めるので、手だと結構大変です。それから電ドリやインパクトの場合は長いビットじゃないと上手くネジが締めれないかも知れません。

なお天板2枚とも裏表があるので、ちゃんとネジ穴が空いている方を使います。

ネジ用の穴が空いている方を使う

脚と天板を付ける。ネジをしっかり締める

工程としては、これから4つ目です。ここが一番大事

  1. 脚とエプロン部の組み立て
  2. 脚にキャップを付ける
  3. 天板にハンドル(スライドベース)を付ける。ネジは仮止め
  4. 脚と天板を付ける。ネジをしっかり締める
  5. バイスを付けて終了

工程1、2で作った脚と、工程3で作った天板部分をボルトセット(長)で取り付けます。

天板と足の向きに注意。ひっくり返した時にどうなるかを良く確認して下さい。

ボルトで取り付けたら、ハンドル(スライドベース)を左右とも回して天板がきっちり閉まる様にします。

適当にやると数ミリくらいは普通にずれてたりするので、きちんと合わせましょう。

位置が調節出来たら、仮止めしていたネジをとめます。

バイスを付けて終了

ここまできたら、あとはオマケみたいなものです。

こういう、木材を固定する為のバイスがあるので、天板の穴に合わせてはめていきます。

場所は自分の使い易いように自由に付け替えが出来ます。

これで完成!

【DCM】万能作業台(ワークベンチ)組立レビューと注意点のまとめ

どうでしょうか。作業をする為の作業台が無い人は、こういうワークベンチを使ってみるのも良いと思います。

組立時の注意点としては、

  • ドライバーが必要(長めのドライバーか、電動なら長いビットのもの)
  • ボルトセットは長いのと短いのがある
  • ネジは仮止めしておき、最後に天板を合わせたら締める。

という点ですね。

そっくりなワークベンチが沢山ある様ですが、DCMのものは結構安いので最初のお試しで使ってみるのはアリだと思います。

結構お高めですが、折りたたみが出来てもっとしっかりしているタイプがボッシュ(BOSCH)から出ているみたいです。

これは耐荷重が200kgでフレームがアルミとの事。