【DCM】万能作業台(ワークベンチ)の機能紹介【レビュー】

自作・DIY
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こんにちは、阿木人です。

ツーバイ材を使ったDIYがここ何年か流行っていますね。

私もたまに初心者丸出しの木工DIYで靴を置く棚とか、丁度欲しいサイズのコミック棚とか、ベランダ菜園用のちょっとした棚とか作ってきましたが、そもそもDIYの為の作業台を持っていませんでした。

一応簡単な作業台を自作して使ってはいたのですが、ある程度機能を持った作業台が無いとちょっと面倒なんですよね。

という訳で、先日「DCM」の万能作業台、いわゆるワークベンチを購入した(2000円くらい)ので機能の紹介を簡単なレビューとして書いていきたいと思います。

組立レビューと注意点の記事はこちら

こんな人におすすめ
  • DIYに興味があるがワークベンチを良く知らない
  • 「DCM」のワークベンチが気になっている
  • 購入前に機能を知っておきたい
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【DCM】ワークベンチの機能紹介【レビュー】

機能としては、

  • 折りたたみが出来る
  • 材料の固定が出来る
  • ちょっとした工具を脚の部分(エプロン部)に収納できる
  • 天板にメモリや分度器があるので長さや角度が測れる

といった事が出来ます。

一つずつ見ていきます。

折りたたみが出来る

しっかりと固定した作業台を使って作業をした方が色々と便利でしょうが、人によっては難しい場合もあると思います。

私もそうですが、特に賃貸物件やあまり広いスペースを使えない場合は、作業の時にだけワークベンチを用意して終わったら片付ける事が出来るとありがたいです。

更に収納の時に折りたたみが出来ると便利なのですが、このDCMのワークベンチは折りたたみが可能です!


折りたたみのやり方ですが、足を下部で繋いでいる部分(画像の赤線で囲った所)を手で上に曲げます。

あとはパタンと折りたためます。

さすがにペタンコにはなりませんが、これだけ大きさが変われば収納がし易くなりますよね。

説明書の通りに組んであるならば、ハンドルがある部分が下になります。

作業をする時には広げて、終わったら折りたたんで収納…しかもそこまで重くも無いので、女性の方でも簡単に持ち運びが出来ると思います。

材料の固定が出来る

私がワークベンチを利用する時に一番必要で一番欲しい機能で、一番作業が楽になったのがこの「材料の固定」です。

天板の手前にハンドルが2つあります。

このハンドルをぐるぐる回すと天板が開きます。

必要な幅まで開けたら、加工の為に固定したい材を置いて、再びハンドルを回して(今度は締める方向)固定します。

この時、天板自体で挟むのか、ペグ(天板上の黒いやつ)で挟むのかは正直どっちでも良いと思います。個人の好みでしょうか。

何故作業が楽になったのか?

一言で言うと「材料の固定の手間が減る」からです。

例としてノコギリでツーバイ材などを切る場合。

今まで自作の作業台を使っていた時と、このワークベンチで比較してみると、

「今まで」

1:作業台と材をクランプで固定(材の左側)
2:作業台と材をクランプで固定(材の右側)
3:切る
4:左のクランプを外す
5:右のクランプを外す

と5つの手間だったのが、

「ワークベンチ」

1:作業台と材をハンドル回して天板(もしくはペグ)で固定
2:切る
3:固定した材をハンドル回して外す

と3つの手間に減りました。


ノコギリで切る場合のクランプ固定が1か所だとズレそうで不安だったので2か所で留めていました。外す時もクランプを2つ外すので結構手間…。

そして材にクランプの跡が付くのが嫌な場合は、材とクランプの間に捨て材を挟む時もありました。超面倒臭い。

が、ワークベンチがあれば「ハンドルぐるぐる→固定」で済みます。ペグで挟めば固定時の材へのダメージも少なそうなので、捨て材も使わずそのまま固定しています。

とにかく固定と固定を外すのが楽!になりました。

ちょっとした工具を脚の部分(エプロン部)に収納できる

ドライバーとか差し金とかペンチとか、作業時に近くにあって欲しいけど置く場所が無い。かといって別途台を用意するのも面倒です。

そんな時に便利なのがこの機能。足のエプロン部という所にちょっとだけ工具が収納出来ます。

形が丸と楕円の2種類があります。そんなに多くは収納出来ませんが、自分が良く使う物でここに置けるものなら差しておけば便利。

「先が長いものしか置けないじゃん」という疑問を解決する小技として、100均なんかで売っているフック付きのカゴをセットすれば、ビスやドリルビットなども置けますよ。

ワークベンチの工具収納小技

向きを間違えなければ、上記のカゴをセットした状態でもワークベンチの折りたたみが可能です。

私がワークベンチを使う時に一番多い作業は「ノコギリで切る」になりそうなので、

ノコギリ・差し金・鉛筆・メジャー・クランプ

あたりを収納しておくと便利かなぁと思っています。

天板にメモリや分度器があるので長さや角度が測れる

これは画像を見た方が早いですね。

長さと角度が測れます。

私は今の所あんまりこの機能は使っていませんが、無いよりもあった方が絶対良い。邪魔になるものでもありませんし。

ただ、ほんの数cmを測りたい時は逆に面倒かも…。そんな時に便利な道具を最近見付けました。

ここまでが基本的な機能になります。

  • 折りたたみが出来る
  • 材料の固定が出来る
  • ちょっとした工具を脚の部分(エプロン部)に収納できる
  • 天板にメモリや分度器があるので長さや角度が測れる

の4つですね。

工夫や改造次第でもっと色々な事が出来る気がします。

次にワークベンチのサイズ紹介をしたいと思います。

【DCM】ワークベンチのサイズ紹介

まずは広げた時のサイズから。

画像の通り、天板の横幅が約56cm(天板1枚の奥行きは約10cm)、足の奥行きが約62cm、高さが約76cmです。手持ちのメジャーでも測ってみましたが、寸法通りでした。

仕様だと天板の耐荷重は最大約30kg。

次にハンドルを回して天板を最大迄広げた時のサイズ。

天板と天板の間が約10cmです。

ペグを天板の穴のそれぞれ一番端にセットした時のペグとペグの間(画像上の小さい方のメジャー)が約22.5cm、天板の端から端迄(画像下の大きい方のメジャー)が約30cmです。

これよりも大きなサイズの材料を固定したい場合は、ペグを適宜外して別途クランプで固定する必要があります。

【DCM】万能作業台(ワークベンチ)の機能紹介【レビュー】まとめ

どうでしょうか。作業をする為の作業台が無い人は、こういうワークベンチを使ってみるのも良いと思います。

機能を振り返ると、

  • 折りたたみが出来る
  • 材料の固定が出来る
  • ちょっとした工具を脚の部分(エプロン部)に収納できる
  • 天板にメモリや分度器があるので長さや角度が測れる

という事が可能です。

初心者の私が実際に使ってみた感じ、とにかくクランプ機能が便利で作業が楽になりました。同じ初心者の方で持っていない人はとりあえず安いもので良いから一度使ってみて欲しいです。

そっくりなワークベンチが沢山ある様ですが、DCMのものは結構安いので最初のお試しで使ってみるのはアリだと思います。

もうちょっとしっかりしているものが欲しいけど、あんまり高いものは…という方は、ブラックアンドデッカーのワークベンチが良いかも知れません。

値段と機能のバランスが取れていて、結構評判が良いみたいです。