こんにちは、阿木人です。
コミック棚を作ります!DIY初心者が初心者向けに書く記事です。DIY上級者とか、上手な人の記事ばかり読んでもよく分からない所とかあるんですよ…。なので、なるべく同じ初心者目線に立って色んな道具の使い方とかちょっとしたコツとかを書いてみたいと思います。
私の自宅にはかなりの量のコミックがあるのですが、棚が足りません。棚からあふれた分は段ボール箱に何箱も入っている状態です。棚が欲しくても、丁度良いサイズと値段の物が見つかりにくいので、「自分で作ろう!」となりました。
完成品はこんな感じ。どうせ他人は見ないし武骨です↓ (お洒落?なにそれ食えんの?)

すのこを利用した棚と、簡単な靴箱もどきは作ったことがあるのですが、今回は写真をいくつか撮りながら作業をしてみました。
初心者が作業するので変な所もあると思いますが、DIYに興味がある方、「こんなレベル低くても良いんだ…」「自分ならもっと上手に作れそう」というモチベーション上げにでも利用して下さい(笑
- DIY初心者による初心者向けの記事です
- 今回は材料や道具の紹介編です
- コミックが置ける本棚を作ります
- なるべく安く作る
- 細かい事は気にしない
作りたいコミック棚のイメージ
- 7段か8段くらい欲しい
- 青年コミック(カイジとか)が入るサイズ(今回はワイドコミックは入らなくて良い)
- 安く作る
- 見た目はさほど気にしない
こんな感じが今回作りたい棚です。雑ですね。でも8段以上あるような本棚って買うと意外と高いんですよね…。なので作りました。
今回使った物・道具
大体必要な道具は持っていたので、今回買い足したのは棚用1×4材とL字金具、ビスくらいですね。3000円弱くらいで作りました。
- 1×4材・6Fのもの10本
- ビス
- 電動ドリルドライバー(インパクトドライバーでは無く、コードレスでも無い安いやつ)
- 電動ドリルドライバーの木工用ビット(穴あけとネジ締めのやつ)
- 以前棚を作った時の端材がいくつか
- 延長コード(100均)
- メジャー(100均)
- さしがね(L字型の定規みたいなやつ。100均)
- クランプ(F型×2、クイックバー×2。全部100均)
- 金づち(端材で代用可。100均)
- 鉛筆
- 作業用シート(床の保護と木くずの飛散防止。100均)
- 棚の補強用のL字金具 (100均)
- 棚の転倒防止対策グッズ(鴨居フックと紙紐)
上記リストの延長コード以下は全て100均ですね。100均って何でも売ってて素敵です。(鴨居フックだけはいつの間にか家にあったもので、どこでいくらで買ったのか覚えていません…)
細々した道具は人によって必要だったりいらなかったりしますが、一人で作るならクランプはあった方が良いです。というか無いと相当しんどいです。ダイソーでF型クランプ売ってます。持ってると非常に便利。
次からは材料と道具の紹介です。
1×4材・6Fのもの10本
ホームセンターにて購入しました。

1×4(ワンバイフォー)の6F(ろくフィート)のものです。安かったから買いましたが、1×6くらいあった方がコミック棚にはちょうどよかったかも知れません。1×8あればもっと良い。※今回1×4にしてしまったので、面倒な作業が発生してちょっと後悔しました。
こういう時の長さの表記は「ミリメートル」で使うみたいです。
1×4(ワンバイフォー)材の数字は、
「1」→約19mm、「4」→約89mm という意味で、ワンの部分が板の厚さ、フォーの部分が板の幅です。
よく「ツーバイフォー」なんて聞くと思いますが、あれは2×4と表記し、板の厚さが約39mm、幅89mmという事で、規格で決まっています。
6F(ろくフィート)っていうのは板の長さですね。1フィートが30cmくらいなので、6フィートで1800mm強になります。
10本買って、6本はホームセンターのカットサービス(この店は1カット50円でした)を利用しました。買う時は板の反り、曲がり、木の節などチェックした方が良いですね。
電動ドリルドライバー
俗にいう電動ドライバーって、インパクトドライバーと電動ドリルドライバーがあるんですが、初心者はぶっちゃけ安い電動ドリルドライバーで事足りると思います。慣れてきたりもっと良いものが欲しくなったら、一台目の安いやつをサブ機にして新しいの買えば良いんじゃないかと。(ウッドデッキ作るとか固い木材にビスを打ち込むとかならインパクトドライバーの方が良いみたいです。)
私の電動ドリルドライバーはこれを使いました。初心者DIYならこれで充分使えると思います。インパクトドライバーは本棚やツーバイ材に使うならいらないです。 ※AC電源(コンセントですね)で使うタイプは、延長コードを繋げて使うとちょっと便利。
さしがね
さしがねはL型の定規みたいなやつです。直角を測りたい時に使えます。
これも100均で売ってます。長さがある程度必要な場合はホームセンターなどで売ってますね。
直角に線を引きたい時は画像の様な感じで使うと良いそうです。さしがねを少し斜めにして木材の側面にあてます。まぁこれでも若干ずれますけど。

クランプ
材料をちょっと抑えたりする時に使う道具です。手の代わりになります。二人以上の作業をするならともかく、一人での作業ならかなり重要な道具です。
これも100均である程度は揃うのですが、ある程度ちゃんとした物はさすがにホームセンター等で購入する必要があると思います。私はまだ100均(ダイソー)のしか持ってませんが、今の所は充分です。
クランプはいくつか種類があって、「C型」「F型」「クイックバー」「コーナークランプ」などがあります。それぞれ最低2個以上は持っていると良いです。※コーナークランプは、他のクランプを複数使うと代用出来ます(精度は落ちますけど)。
C型クランプ
C型はかなり強い力で固定する事が可能です。形がアルファベットの「C」に見えるからC型ですね。100均で買えるのはちょっと短いので、あんまり幅のあるものは固定出来ません。

F型クランプ
F型もそこそこ強い力で固定出来ます。アルファベットの「F」の形。
C型は固定の為に結構金具をぐるぐる回さないといけませんが、F型は固定までの作業が楽です。今回作った本棚では、このF型クランプが一番活躍しました。
これも100均のやつ↓ ※ダイソーに売ってましたが、これは1個200円しました。

クイックバークランプ
クイックバークランプは、C型やF型よりも固定する力は弱いです。ですが固定する作業が一番楽です。画像のクランプの左側にレバーがあるんですが、それをニギニギするとちょっとずつ締め付けてくれます。なんなら片手でも固定作業が出来るのがメリットですね。

ちなみに部品を逆向きにして使うことも出来ます。中に向かって締めるのでは無く、外側(上下)に向かって力が働きます。接着剤など使った時に押し付けたい場合に便利。

コーナークランプ
私は持っていませんが、材料を直角で固定したい時に便利。箱ものの角の部分とかね。
コーナークランプ持ってないけど直角で固定したい時のやり方
コーナークランプを持っていなくても、他のクランプが複数個と端材やL字金具等で一応代用は出来ます。ちゃんとしたコーナークランプより精度は落ちますけど。
下の画像の様に、例えばF型クランプを二つと端材を利用すれば直角で固定出来ます。

材が痛まない様に端材で挟んでますが、仕組みとしては次の画像が分かり易いと思います。

まとめ
本当は一記事で全部書こうと思ったんですが、なんか長くなるし内容がとっ散らかりそうになったので、今回は材料と道具の紹介編という事で分けました。
ガチ初心者の方は、安い電動ドリルドライバーで良い、100均で揃うものは揃える、クランプは複数個あった方が良い、この三点は覚えておくと良いかも知れません。
次回は制作編をアップする予定です。それでは。
制作編アップしました。こちらの記事もどうぞ
