こんにちは、阿木人です。
私はDIY初心者なのですが、この間ホビーかんなを買ってみました。面取り用をメインとして買ったのですが、どれくらい使えるかちょっと試してみたので、簡単にレビューしてみたいと思います。
そもそも普通のかんなはどんなやつ?
かんな(鉋)は大工道具の一種で、木材を薄く何度も削って薄くしたり綺麗にしたりする時に使う道具ですね。日本のかんなは手前に引いて使いますが、西洋のかんなは逆に押すときに削るような作りのものが多いらしいです。
値段はピンキリで、意外と安い物(千円台)から高い物(数万円)まで色々あるみたいです。
私は初心者なので高い物はいりません。で、なるべく安いものを探していたら「ホビーかんな」というものを発見しました。
購入したホビーかんな
私が買ってみたのはこんなやつです。ホームセンターで買いました。日本人がイメージするかんなとは結構見た目が違いますね。手の平サイズで結構小さいです。
600円弱くらいで買ったのですが、一応アマゾンとかにもそっくりなやつがあります。
表側を見るとこんな感じ
上部分にネジがあり、それを緩めたり締めたりする事で刃の出し具合を調節します。
ホビーかんなを使う時の注意点
買ってきてパッケージ開けてもすぐは使えません。まずは刃の調整が必要です。
まぁネジを緩めて刃をちょっとだけ出して、でネジを締めれば良いんですけどね。ただ、このネジの調整時ですが、おそらくかなりネジが固いと思います。私は素手では無理でした。なので調整用のネジを回す為にペンチがあった方が良いです。
ちなみに刃は裏側からなるべく平行に見て、「髪の毛一本分が出る程度」が良いらしいです。…まぁ出し過ぎない程度に微調整するしかありません。「これくらいかな?」というところで一旦ネジを締めて固定し、実際にホビーかんなを木材にかけてみた方が早いです。
その時に削りカスが厚ければもう少し刃を引っ込めるよう調整すればオーケー。
※なお、普通のかんなは調整や手入れがもっと面倒みたいです。それに比べればホビーかんなの調整なんか楽勝レベル
ホビーかんなで面取りしてみた
とりあえずメインとしては面取りをする為に買ったので、試してみました。
実際の画像がこんな感じです。
まぁ面取りする分には十分に使えると思います。
ホビーかんなの苦手な箇所
これはもう「面」を削る事ですね。角なら削れますが、面を削るのはかなりしんどいです。
かんな自体が小さいので力が入れづらいです。安定性もそんなに良くない。頑張れば面も削れると思いますが、正直普通のかんなを使った方が良さそうです。
まとめ
という訳でホビーかんなのまとめです。
良い点としては
- 安い!
- 初心者レベルの面取りとしては十分使える
- 刃の調整に特に技術はいらない
逆に微妙な点としては
- 角は削れるが面は難しい
- 小さいので力を入れづらい
という感じです。
面取りだけならホビーかんなでも可。それ以外も削りたいなら大人しく普通のかんなを手に入れた方が良さそうです。
あ、一応面取り作業用のかんなっていうのもあるみたいです。
同じく、初心者が木材を加工する時の道具として「のこぎりの購入レビュー」記事と、
「のみ(鑿)を使ってみた」記事も書いてみました。
これからDIYを初めてみたい方、まだあまり道具を持っていない方、最初に何を揃えれば良いか分からない方は以下の記事をチェック!↓