こんにちは、阿木人です。
滅茶苦茶安い費用でコーナークランプを自作したので紹介してみます。
元々持っていたF型クランプやスプリングクランプと合わせて使います。
下の画像の様に使います。
そんなに難しいものでもないので、気になる方はサクッと作ってみましょう!
コーナークランプって何?
そもそもの話ですが、コーナークランプはDIYの時に材料を直角で保持する時に使う道具です。
箱や棚を作る時など、材料を直角でビス留めしたいという事は結構あるので、割と必須になる道具。
ちゃんとしたやつはこういう物。
なるべく2セット、可能なら4セットあると便利です。
ホームセンターやネットなどで購入できます。
ただし買うと数千円するものなので、自作してみました。
コーナークランプ自作
コーナークランプを自作するにあたって、必要なものは下記のものです。
L字金具は家具の補強などに使う、文字通りL字の形になっている金具です。
MDF材は木材をチップ状にしたものを固めた材料で、平らで加工しやすいのが特徴です。板の様な形で売っています。
L字金具もMDF材も100均で売っているので、クランプは別として200円ちょっとあれば2つ作れます。
作り方
作り方ですが、細かく解説する程のものでも無いので、簡単な紹介です。
まずはL字金具を用意します。
ホームセンターでもネットでも売ってますし、100均でも売ってます。
今回のはダイソーで2個100円で売ってたやつを使いました。
※固定したい材料に厚みがある場合はこれだと小さい可能性があるので、ホームセンター等でもっと大きいL字金具を手に入れて下さい
100均にあったのは穴2つずつですが、3つある方がしっかりしたものが作れると思います。
このL字金具を芯として、板を4枚付けます。
しっかりくっ付けられれば留め方は何でも良いですが、私はビス留めしました。
ポイントは、下記画像の赤い線の所を直角にすることです。
※精密に90度にしたいのであればMDF材を使い、完全スコヤ(90度が測れる道具)もあった方が良いです。
内側はこんな感じ。
ビス留めはどちら側からでも構いませんが、もし内側にネジの頭がくるように作るなら、少しザグリをしてネジが出っ張らないようにします。
使い方
直角で固定したい材の外側にあてます。
※画像の材は、水平方向の板が1×4材、垂直方向の材が2×4材です。
外側からF形クランプ(届けばスプリングクランプでも)で固定すればオーケー。
ちなみに内側から見るとこんな感じ↓
クランプは斜めにあてて、2つの材両方に当たるようにします。
意外とこんなんでも固定できるものです。
※ちなみに、クイックバークランプだと固定力が弱いので、ビス留めした時に衝撃で外れたりずれたりするかも知れません。片手で使えて便利なんですけどね。
(補足)コーナークランプが無い時の直角固定方法
一応コーナークランプが無くても、四角の端材(なるべく2面が平らで直角になるもの)とクランプ2つがあれば固定できます。
面倒ですけど。
実際やると分かります。
まとめ
コーナークランプの自作紹介でした。
きちんとしたものを求めるなら市販品を買いましょう。
安く作るなら100均の材料でも充分で、L字金具とMDF材か端材で作成可能。
精度を高く求める場合はスコヤも用意しましょう。
いずれにせよ求める精度次第では簡単に安く作れるので、何個か自分専用ジグとして作成してみて下さいね。
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