こんにちは、阿木人です。
この間のこぎりを買ったので、どうせならのこぎりでまっすぐ切れるようなのこぎりガイド(ジグ)も作ってみようと思い、作成しました。のこぎりガイド作成に必要なものは殆ど持っていたので、掛かった費用は110円です。木工DIYやる人なら、私の様な初心者でも持っているような物は既にあると思うので、掛かる費用も大差無いと思います。

市販品ももちろん売ってるようです。
物によっては真っすぐだけでなく、色んな角度で切れるものもありますね。とりあえず今回自分で作ったのは真っすぐのみです。あと安く作りました。
- のこぎりで真っすぐ切るのが苦手な人
- 安く作りたい
- ジグ有と無でどれくらいズレに差があるのか見てみたい
のこぎりでまっすぐ切る道具の自作(のこぎりガイド)に必要なもの
- 端材二つ(真っすぐなもの)
- 100均で売ってるマグネットシート※
- のこぎり
- 端材をくっ付ける為のビスと電動ドライバー(ボンドでも可)
- 直角が測れるもの
※マグネットシートというのはこんなやつです。磁力の力で金属がくっ付くシートとなっています(そこまで磁力は強く無いですが)。裏側が粘着面になっているので、これだけ買えば接着も出来ます。みんな大好き100均で売ってました。

のこぎりガイドの作り方
大して難しいものでも無いので、説明は簡素にいきます。
こんな風になるべく真っすぐな端材を二つくっ付けて…

あとは上記画像の長い材の右側面にマグネットシートを貼れば終わり。簡単!

L字に端材をくっ付けるだけですね。短い端材の上に長い端材を付けます。直角に付けられれば、ビスでもボンドでもなんでも良いと思います。
下の端材とマグネットシートを貼る面が直角になるように気を付ける
のこぎりガイドの使い方
こうして、ガイドと切りたい材をクランプで固定します。固定したらマグネットシートの所にのこぎりを当てます。マグネットシートにのこぎりが磁力で引っ張られるので、左右にぶれずに切れるという寸法ですね。

マグネットシートを貼った分だけ墨線から位置調整をしないと切る場所がずれるので気を付けます。実際にのこぎりを当てれば簡単です。

位置が確認出来たら、後は切っていくだけです。ちゃんと切りたい材とガイドはクランプでしっかり固定します。

のこぎりガイド有と無しの比較
せっかくなので、ガイド有と無しの場合の比較をしてみました。どらくらい真っすぐ切れるのか、ズレるのかも画像で見ていきます。
ガイド有りの場合
墨線を引いて、それにガイドとのこぎりを沿って切ったので殆どズレが無いです。素晴らしい。

左右にはズレ無いんですが、のこぎりを上から下へ切っていく方向で、すこーしだけズレました。ガイド無しの場合よりは大分ましですが。

素人DIYレベルなら、充分許容範囲だと思います。
ガイド無しの場合
左右のズレはそこまで大きく無いですが、よく見るとちょっとずれてます。あと切り口がガイド有よりちょっと汚い…

こっちは大分ズレました。切るのが上手な人ならもっと綺麗に出来るんでしょうが、私は無理でした…。

のこぎりガイド作成でちょっと失敗したところ
画像を見て頂ければすぐ分かるんですが、ガイドの下側にした端材の幅が大きすぎて、少しのこぎりと干渉しています。ガイド下側の幅をもう少し小さくするか、刃渡りがもう少し大きいのこぎりを使えば解決します。
もしもこの記事を参考にして「自分も作ってみようかな」と思った方がいたら、この点は注意した方が良いかと思います。

まとめ
という訳で、のこぎりガイド(ジグ)の作成法、使い方、ガイド有無しの比較でした。
のこぎり使うのが上手な人は必要ありませんが、私の様に初心者の方や不器用な方はあると便利だと思います。作るのに殆ど費用も掛かりませんし。
真っすぐ切った後、面取りしたい(角を少し削りたい)時はホビーかんなも便利です。興味があったらホビーかんなのレビュー記事も書いてみたのでどうぞ
