一人暮らし初心者がやること「内見のポイント」

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こんにちは、阿木人です。

これから一人暮らしを始めたい方、色々と分からないことありますよね。「そもそも何から調べるの?」「どういうポイントがあるの?」そういった悩みを一つでも解決出来ればと思います。

そこで今回は一人暮らし初心者の方向けに、約2年に1回のペースで引っ越しをしている私の実体験からアドバイス的なものを書いていきたいと思います。

賃貸物件を探す時のポイントはこちら

【初めての部屋探しのポイント】不動産屋へ行く時に気を付ける事、部屋の条件
こんにちは、阿木人です。 これから一人暮らしを始めたい方、色々と分からないことありますよね。「そもそも何から調べるの?」「どういうポイントがあるの?」そういった悩みを一つでも解決出来ればと思います。 そこで今回は一人暮らし初心者の方向けに、...

この家良さそうだな~といくつか絞り込んだら、今度は実際に物件を見に行く内見です。今回は内見についてです。※集合住宅(アパート、マンション)でのイメージです。

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物件は必ず内見をしよう

希望の物件を条件で絞り、不動産屋で直接相談したら、内見へ行きましょう。内見は絶対して下さい!物件情報をネットや不動産屋で見るだけでは絶対分からない非常に重要なものがあります。そして複数の物件を見るようにしましょう。1件よりも2件、2件よりも3件です。時間があれば、多く見た方が良いです。

それから、物件情報では無かったのに実際に物件を見てみると設備がある場合があります。追い焚き機能が無いと書いてあったのに実際見るとあったり、意外な所に収納がある場合もあります。という訳で大事なので二回言いますが、内見は絶対する事。そのポイントを説明します。

内見をする直前のポイント

物件の内見をするちょっと前、直前でのポイントです。

内見を案内してくれるスタッフの方

不動産会社から一緒に車に乗って、内見する物件まで行くというのが多いと思いますが、この短い時間でもちゃんと得られる情報があります。

ここのスーパーをこの辺の人はよく使うとか、この辺の道は通勤時間帯は混雑するとか、この時期はこんなお祭りやイベントがあるなど…実際に付近に住んでいないと分からない様な情報を教えてくれるスタッフさんも多いです。その場合、不動産屋に行った時から、しっかりとスタッフの方とコミュニケーションを取っておくと良いです。不機嫌そうな客よりも、ニコニコして受け答えもはっきりしている客の方が人間としても色々話しやすいですよね。※地元密着型では無く、結構手広く色んな物件を紹介している所や、スタッフの方によっては紹介する賃貸物件付近の情報をあまり知らない方もいます。

不動産屋のスタッフさんから得られる生の情報を活用しよう!

管理人は近くにいる?

その物件のオーナー、大家さんか、管理会社などが物件の近くにいるのか遠くに住所があるのかによって、いざ何かあった時の対応速度が変わってきます。ベストは同じ集合住宅に大家さんが住んでいてすぐに色々相談できるパターンですね。※大家さんが良い人の場合のみに限る
大家さんって近くに住んでるんですか?という質問は不動産屋の方に聞かないと分からないので、内見の時にでも聞いておきましょう。

内見時に持って行った方が良いもの

スマホかデジカメ

何件も物件を回ったり、実際に内見してから入居まで日数が開く場合、部屋のイメージや細かい箇所を忘れたりします。「あれって何番目に見た部屋だったっけ?」「これが無いのは二日目に見た部屋だっけ?」と意外となるんですよ。

なので、あとで見比べたり思い出したりする為に、内見時に撮影が出来るもの(スマホやデジカメ等)を持って行った方が良いです。一応内見時にスタッフの方に断ってから撮影しましょう(私は一度も撮影を断られた事はありませんが)。

メジャー

特にキッチン・水回りに必要になると思いますが、冷蔵庫や洗濯機、コンロなどを置く場所の寸法を測る為に必要です。必要な家電等を買うときに置く場所のサイズが足らなかったりすると悲惨です。大き目な家具・家電を買う予定がある時は、玄関の寸法も測った方が良いです。冷蔵庫を入れようとしたがドアの寸法が足らなくて大変苦労した知り合いがいます。メジャーは100均でも売っているので、一つ持っておくと良いでしょう。

メモ帳

メジャーで測った寸法のメモやちょっとした事のメモを取ると後々役立ちます。スマホでメモでも良いですが、部屋の間取りやちょっとした図を描くとイメージしやすいので、図解しやすいよう手書き可能なメモ帳が便利です。

ちなみに内見時は玄関でちゃんと靴を脱いで部屋に上がりますが、不動産屋がスリッパを用意してくれる事が殆どです。なのでスリッパは基本不要です(一度だけスリッパ忘れた不動産屋の方はいましたが…)。

内見を数日~数週間かけて物件を決める場合、最初の頃にみた物件の細かい所は結構忘れてしまうので、後で思い出せるように記録しておきましょう。

内見時に確認しておくところ(外側)

結構色々見るポイントがあるのですが、まずは部屋に入る前。外側から確認しましょう。慣れもありますが、あんまり時間かけてじっくり見る感じでは無くて、ささっと注意してみておいて気になるところがあったら良く確認しておく、というイメージです。

部屋の内部と違って外側は意外と忘れやすいので、覚えている内にメモしておいた方が良いです。

駐車場、駐輪場

ガラの悪そうな車が駐車していたり、駐輪場があまり整頓されていない場合は注意。

車を駐車する予定がある方は、駐車スペースが十分にあるか確認しましょう。車が良く通る道路に隣接している様な駐車場は反対車線から曲がるのが面倒です。そんなに広くない道路の隣接でも、信号が近い場合はバック駐車がしづらいので結構不便です。仕事終わって帰りたいのに、スムーズに駐車出来ないのは結構ストレス溜まります…。

屋根の有無も地味に大事です。雨の日に車から降りてから一切濡れないか、荷物が濡れるか気にするかでは違いが大きいです。

ゴミ捨て場

アパートやマンションの敷地内にゴミ捨て場があればすぐ確認出来ますが、ゴミ捨て場が敷地外にある場合もあります。その場合の確認がちょっと難しいですが、敷地内にゴミ捨て場がある物件ならこれもチェックしましょう。指定曜日外にゴミ捨て禁止の所なのにゴミが捨てられている場合は住人のモラルが低い、かつ管理が行き届いていないです。不動産屋に聞けばゴミ捨て場は内見時でも分かると思います。

物件周りの清掃

ゴミは落ちていないか、雑草は生えていないかなど。ベランダの位置にあたる1階付近や住民が使う駐車場にたばこの吸い殻やゴミがある場合は要注意。モラル低い人が存在します。長い期間放置されているっぽいゴミがある場合は管理会社も手を入れていないと思います。

入り口や廊下などの共用部

ここにゴミや誰かの私物(傘や置き場所として許可されていない自転車、ちょっとした鉢とか)がある物件はやはりモラルに問題があります。まぁ良い人が住んでいるパターンもありますが、確率としては微妙でしょう。

お知らせなどを掲載する掲示板

アパートよりマンションの方が置いてある場合が多いですかね。これもざっと見ておいた方が良いです。お知らせの日付が古いままの掲示物が貼ったままかとか、お知らせの内容で住人のマナーレベルが分かるパターンもあります。まだ見たことはありませんが、落書きがあるような所は論外です。

清掃や管理が行き届いているか、住人のマナーは良さそうか、を確認すると良いです。

内見時に確認しておくところ(部屋)

それでは、外側をざっと確認したら部屋の確認ポイントです。

玄関

インターホンはあるか。ポストはどんなタイプか。玄関のカギはどういうタイプか。靴箱はあるか。傘を置くスペースはあるか。この辺をチェックします。

キッチン

料理をする時にまな板は置けるか。まな板を置けるかどうかで自炊のやり易さが大分変ります。シンクの隣がすぐコンロの場合は工夫しないとまな板置けません。非常に料理がしづらいです。

コンロはどんなタイプか(備え付けか自分で用意するのか)、都市ガスかプロパンか、コンロを置くサイズは(メジャーの出番)どれくらいか。

冷蔵庫を置くスペースは(ここもメジャーで)どれくらいか。換気扇の性能(オンオフのみか強弱があるか等)。

流しの下の戸棚を開けて配管のチェック(水漏れや変な穴や空洞は無いか)などをします。配管周りに変に空洞がある場合は最悪Gがそこから出てきたりします。まぁ後で埋めれますが、最初から変な空洞が無い方が良いです。あと配管周りが妙に臭かったりすると減点ですね。

キッチンは一人暮らしをする上で結構重要なので、住んだ時のイメージを持って確認しましょう。

トイレ

自分が実際座ってみて使い易そうか、水回りに不具合はなさそうか、床や壁の隅にカビが無いか、ペーパーホルダーの位置はそこで良いのか、トイレに置く消耗品を置くスペースはあるか、ウォシュレットの有無などチェックします。

お風呂:

使い易そうか、鏡はあるか、水回りに不具合はなさそうか、カビは無いか、浴室乾燥機、追い焚き機能はあるかなどチェックします。

部屋

日当たり、壁の隅やドアのチェック、その他破損個所や不備は無いか。

コンセントがどこにあるか。コンセントを使える場所で家電を置く場所が変わってくるのでチェックしておくと良いです。

雨戸はあるか(あると台風の時にちょっと安心)、広さはイメージと合っていたか、収納の有無とあるならどれくらいの大きさかなど。照明もチェックする事。照明が元から付いている所と無い所があったりします。

窓がどれくらいの大きさでいくつあるか。実際住む事になったらカーテンがいるので、不必要に窓が大きかったり数が多いとカーテンに掛かる費用が増えます。
※照明と窓はキッチン、トイレもチェックしておくと良いです。

ベランダ、バルコニー

窓を開けて実際に出てみる事。洗濯物を干す場合のイメージをしておくと良いでしょう。

部屋の中についてはこんな感じですね。一緒に行ったスタッフの方に一応断ってから、写真撮ったりメジャーで測ったりメモを取ったりして、他の物件と比べる時の参考にしましょう。

ドアとトイレが安っぽい物件は全体的に微妙な所があります。忘れやすいのは窓の数と大きさで、実際住み始めるとカーテンが必要なので窓もチェック。照明の種類と数も意外と盲点なので気を付けましょう。

補足:他にも会社をまわろう

不動産会社によって扱っている物件が少し違うものがあるので、同じお店で複数件の物件をみせてもらったとしても、なるべく他のお店にも行った方が良いです。数日や数時間の手間の差で、これから数年以上住む家の快適さが変わってくるので、ここは手を抜かない方が良いです。

まとめ

如何でしょうか。「面倒そう…」「そんなに気にするところあるの!?」と感じた方もいるかも知れません。正直私もちょっとそう思いますが、これら全てを抜け無くやらなくて大丈夫です。住めば都という言葉もありますし。ですが、ほんの数か所、ほんのちょっと見るポイントを押さえると今後の住環境の快適さが変わってくるかも知れません。内見をする時に今回書いたようなポイントを一つでも思い出していただければ幸いです。

内見が終わって、物件が決まったら次は契約になります。

一人暮らし初心者がやること「契約時に必要なものとポイント」
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