自家製ビーフジャーキーの作り方と費用(コスパ)はどれくらい?

自作・DIY
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こんにちは、阿木人です。

ビーフジャーキーって美味しいですよね。

既製品を結構買うと高いのですが「自分で作ると安い」という情報がちらほらあったので、自宅でビーフジャーキーを作ってみました。

※自作する場合は食中毒に気を付けて下さい。生肉を扱うので、安全面には充分配慮して下さいね。

今回作ったのは燻製無しバージョンです。燻製は確かに美味しくなりますが手間がかかります。

最初にコスパの結論だけ知りたい方へ→「市販品より3割ほど安く作れる」という結論です。

一応以前燻製器を自作した時の記事がありますので、興味のある人は燻製器も作ってジャーキーを燻してみるのも良いかも知れません。

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ビーフジャーキーの作り方

使った材料

  • 牛肉(なるべく脂身の少ないブロック肉が良い)
  • ソミュール液(漬け込むタレの事)

基本的にはこの二つです。ソミュール液が味の決め手で、結構色々なレシピがあるみたいです。

今回はソミュール液の材料として、

醤油、料理酒、みりん、蜂蜜、生姜、にんにく

を入れました。結構シンプルです。

使った道具

  • ポリ袋(肉をソミュール液に漬け込む為)
  • フードドライヤー(いわゆる食品乾燥機)

私が持っているのは、PRINCESSというオランダの家電メーカーのフードドライヤーです。

以前フードドライヤーが欲しくて色々探したのですが、値段と性能のバランスが取れていたのがこれでした。結構お気に入り。

40度~70度を5度刻みで・4~16時間まで2時間刻みで設定可能なタイマー付きです。

これより安い数千円台の他のフードドライヤーだと、トレーが数回の使用で破損するというレビューが散見されました。せっかく買ったのに壊れて使えなくなるとかショックが大きいので、数千円台の安いやつは怖くて買えませんでした。

実際のビーフジャーキー作成

まずは牛ももブロック肉を用意。今回は100グラムあたり198円という結構安いお肉を使用。

内容量が313グラムで、619円でした。

こいつを切っていきます。ちょっと冷凍庫に入れてから切るとやり易いそうですが、今回は気にせずそのまま切る。※ジャーキー作りは火を通さないので、今後の工程でも素手で触らない方が良いと思います。

全部切りました。食べ易さに違いが出るかも?と思って、繊維の切り方を縦と横方向で半分ずつ替えました。

切り終えたらポリ袋にいれて、ソミュール液で漬け込みます。

材料のにんにくと生姜は簡単にチューブを使用。とにかく楽をする…。

醤油、料理酒、みりん、蜂蜜、生姜、にんにくを適当に入れる。醤油は多め、蜂蜜とにんにくは少な目にしました。全て目分量で適当です。これでソミュール液完成。

多分、調味料はそんなに神経質に計量しなくても良いと思います。この後の漬け込む時間によって味の濃さが変わると思うので。

ソミュール液となる調味料たちを入れたら、袋の中でもみ込むように良く混ぜます。

この後レシピによっては一晩とか二晩とか寝かせるらしいですが、今回は5、6時間にしました。
早く食べたいという理由です。

漬け込みタイムが終わったら、キッチンペーパーなどで表面を軽く拭いて、フードドライヤー(食品乾燥機)に並べます。

フードドライヤーを70度で8時間設定。ちなみに今回の量(約310グラム)だと、そこそこ隙間を空けて並べて、トレー2枚分でした。

夕方にお肉を切ってタレに漬け込み、寝る前にフードドライヤーにセットという感じでした。


で、翌朝・・・

出来た!?なんか黒くなってるけど、こんなもんらしいです。

食中毒対策として、このあとオーブンで熱を通すと良いらしいです。温度と時間は見るサイトによって何だかまちまちなので、私は自己責任の元適当に。

という訳で、一応完成です。

実食してみると、ソミュール液に漬けた時は結構濃いかなーと思いましたが、食べてみると丁度良い塩梅でした。濃すぎず薄すぎず。

なかなか歯ごたえがあって美味しい。

もちろん日本酒のおつまみとしても楽しめます。

ビーフジャーキーを自作した時の費用

市販品より大よそ割ほど安く作れると思います。

以下、計算。

今回費用として掛かったのは、

  • お肉(313グラム) → 619円
  • ソミュール液    →  数十円?正確な金額は出ませんが50円もしないと思う
  • 電気代 → 70円くらい

という訳で、大体750円くらい

電気代のざっくり計算

手持ちのフードドライヤーが350W(ワット)で8時間稼働させたので、

0.35kW(キロワット)×8=2.8kW/h(キロワットアワー)

1kW/hあたり、大体25円くらい(勿論各家庭によって違う)なので、

2.8kW/h(キロワットアワー)×25=70円

…で大体合ってると思います。

ちなみに乾燥後に軽くなるという事を忘れてはいけないので、乾燥後に重さを計りました。

ジップロック的な袋に入れて計量器へ。100均のやつですが誤差は3%以内と書いてあったのでそれを信じます。

半端な重さだったら面倒だなと思ったら、丁度メモリのある所でした。

乾燥後のお肉(ビーフジャーキー)は120グラムでした。乾燥前が313グラムだったので、大体4割くらい軽くなってますね。

ビーフジャーキーの既製品と自作の費用比較(コスパが良いのは?)

既製品だとだいたい100グラムあたり900円~1000円くらいします。

今回作れたのは120グラム、掛かった費用は大体750円です。100グラムあたりにすると625円ですね。

つまり、自作ジャーキーだと3割くらい安く作れる!という事ですね。

買うと結構高い食べ物なので、割と良い感じでは無いでしょうか。

ビーフジャーキー作成法と自作費用のまとめ

ビーフジャーキーを自作すると、味の濃さを好みで変えれたり、厚さや大きさも思い通り、何より安く作れるので、好きな方は自分で作ってみるのもおすすめします。ただ衛生面には充分気を付けて下さいね。

作るのに短くても半日とか丸一日とかはどうしても掛かってしまうので、面倒だと思う人は買ってしまうのも全然アリだと思います。


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