こんにちは、阿木人です。
チキンジャーキーを自宅で作ってみました。
既製品を買うと結構高いのですが、自分で作ると激安で作れます。
先に費用の結論言っちゃいますが「市販品の数分の1」の費用で作れました。
※なお自作する場合は食中毒に気を付けて下さい。生肉を扱うので安全面には充分配慮して下さいね。
※チキンでは無く自作のビーフジャーキーはこちらの記事
※費用は本記事で紹介するチキンジャーキーの方がかなり安く作れます
>>自家製ビーフジャーキーの作り方と費用(コスパ)はどれくらい?
今回作ったのは燻製無しバージョンです。燻製ってちょっと手間なんですよね。
一応以前燻製器を自作した時の記事がありますので、興味のある人は燻製器も作ってジャーキーを燻製してみるのも良いかも知れません。
- 美味しいおつまみが食べたい
- ジャーキーが好き
- そんなに時間と手間を掛けずに作りたい
- 調味料を何グラムとか計りたくない
チキンジャーキーって市販品はいくらくらい?
ビーフジャーキーではなくチキンジャーキーなので市販品も安いかと思いきや、意外とそうでもなさそうです。
大体100gあたり700円~900円くらいですかね。さすがにビーフジャーキー(100gあたり1000円前後が相場っぽい)よりは少し安いですが。
勿論自作する時とは材料や製法も違うでしょうが、自家製でも充分美味しい物は作れますよ。
自家製チキンジャーキーの作り方
手順は以前ビーフジャーキーを作った時とほぼ同じですが、今回は2種類の味を作ったので改めて書きます。
ビーフより鶏むね肉で作ると充分美味しいのに更に安くできますよ!
使った材料
- 鶏むね肉
- ソミュール液1「焼き肉のタレ」
- ソミュール液2「鶏がらスープの素、料理酒、生姜、にんにく、黒胡椒」
※ソミュール液=漬け込むタレの事
基本的には肉とソミュール液の2つです。
今回は2種類の味を作りました。ソミュール液は結構色々なレシピがあるみたいです。
1つは「焼き肉のタレそのまま使っちゃえ」という事で手抜きしてみました。
2つめソミュール液の材料として
「鶏がらスープの素、料理酒、生姜、にんにく、黒胡椒」
を入れました。結構シンプルです。
※ビーフの時は、「醤油、料理酒、生姜、にんにく、みりん、蜂蜜」を使いました。個人の好みで良いと思います。
使った道具
- ポリ袋(肉をソミュール液に漬け込む為)
- フードドライヤー(いわゆる食品乾燥機)
フードドライヤーを使うと時短で出来ます。もし無ければ風乾(自然乾燥)でも作れるみたいですが、その場合は結構時間がかかる様です。
私が持っているのは、PRINCESSというオランダの家電メーカーのフードドライヤーです。ドライフルーツも作れるので便利ですよ。
40度~70度を5度刻みで・4~16時間まで2時間刻みで設定可能なタイマー付きです。
これより安い数千円台の他のフードドライヤーだとトレーが数回の使用で破損するというレビューが散見されました。せっかく買ったのに壊れて使えなくなるとかショックが大きいので、数千円台の安いやつは怖くて買えませんでした。
PRINCESSのフードドライヤーがおすすめ!
チキンジャーキー作成
今回はグラム50円くらいの鶏むね肉を使いました。大体800gくらいで400円程でした。
なるべく薄く切った方が味漬けと乾燥の時間が少なくて済むので、頑張って薄く切りましょう。
ちなみに鶏の皮部分は取り除いてください。脂分は乾燥の邪魔なのです。
切ったお肉をポリ袋に入れたら、ソミュール液の材料を入れていきます。料理酒、黒胡椒、チューブの生姜、にんにくを入れ・・・

鶏がらスープの素を適当にドサッ

あとは袋の中で適当に混ぜて、冷蔵庫で数時間(今回は6時間くらい)漬けておきます。
※焼き肉のタレの方は、別のポリ袋で作りました。量は適当にドバっと。ホント適当でも出来ますよ。
漬け込みタイムが終わったら、キッチンペーパーなどで表面を軽く拭いて、フードドライヤー(食品乾燥機)に並べます。
トレーにくっ付くのある程度を防ぐのと、本体が汚れるかも?と思って、一番したのトレーにはクッキングシートを敷きましたが無くても大丈夫だと思います。


並べ終わったら、フードドライヤーで乾燥です。
フードドライヤーを70度で10時間設定。ちなみに今回の量(約400グラム)だと、そこそこ隙間を空けて並べて、トレー4枚分でした。

ビーフジャーキーを作った時と同じく、夕方にお肉を切ってタレに漬け込み、寝る前にフードドライヤーにセットという感じでした。
翌朝。
乾燥終了。こっちは焼き肉のタレの方。

そして自作ソミュール液の方。

食中毒対策として、このあとオーブンで熱を通すと良いらしいです。温度と時間は見るサイトによって何だかまちまちなので、私は自己責任の元適当に。
という訳で、完成です。
実食してみると、焼き肉のタレの方は「最初甘いけど、後から濃い味がしてくる」
ソミュール液に漬けた方は「胡椒が効いててちょっとピリ辛で旨い!」という感じでした。
どちらもなかなか歯ごたえがあって美味しかったです。
もちろん日本酒のおつまみとしても楽しめます。

自家製チキンジャーキーの費用とコスパ
費用
今回費用として掛かったのは、
- お肉(約800グラム) → 400円
- ソミュール液 → 数十円?正確な金額は出ませんが50円もしないと思う
- 電気代 → 70円くらい
という訳で、大体500円くらい。
乾燥後にお肉の重量は減るので計りましたが、出来上がりは240グラムくらいでした。
市販品との比較(コスパ)
冒頭でも書きましたが、市販品は大体100gで700~900円くらいでした。
自作したチキンジャーキーは100gで200円くらい。
大体1/4くらいの費用で作れた事になります。
【自家製チキンジャーキー】半日で激安おつまみ!作り方と実際のコスパのまとめ
ビーフジャーキーの時も書きましたが、ジャーキーを自作すると味の濃さを好みで変えれたり、厚さや大きさも思い通り、何より安く作れるので、好きな方は自分で作ってみるのもおすすめします。ただ衛生面には充分気を付けて下さいね。
フードドライヤーを使えば半日くらいでも作れますよ。自然乾燥が面倒だと思う人は買ってしまうのも全然アリだと思います。
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