こんにちは。阿木人です。
ほぼ100均商品でやるベランダ栽培です。
今回は、ベランダで栽培する万能ねぎについて説明したいと思います。ちょっとした料理の彩りや薬味が少し欲しい時なんかに採れたてねぎが食べれるのでおすすめですよ。
そして万能ねぎはベビーリーフと同じく、栽培がとても簡単なのでベランダ栽培初心者向きです。
ベビーリーフの記事はこちら

万能ねぎってどんなもの?
万能ねぎとは、
小ねぎ(細ねぎ)の一種で、福岡のJA筑前あさくらが商標登録した商品名の事です。実は品種名じゃないんですね。よく似てるものにわけぎ、あさつきがありますが、別物らしいです。関東で売られているあさつきは、入手しにくかったため分けねぎを代用としてる事もあったそうです。
…正直違いが分かり辛いですね。スーパーで売ってるのを見ても、違いを参考の画像と文章で確認しつつ見比べないと分からないです。私はそこまで細かい違いは気にしないので、種を買う時も大して考えていませんでした。
今回私が買ってきた種は、アタリヤの「万能葉ねぎ」になります。これも育てるのは楽でした。※この記事ではこの「万能葉ねぎ」を「万能ねぎ」と表記します。
万能ねぎの育て方
では育て方です。
万能ねぎはベビーリーフと同じく結構雑に管理しても割と育つので、初心者の方や手軽に家で収穫体験をしたい方なんかにおススメです。
まずはプランターを用意します。私は100均で揃えた容器をプランター代わりに使っています。
必要な道具とその使い方についてはこちら

種まきと発芽まで
土の上に、買ってきた万能ねぎの種をパラパラっと蒔きます。
私も初めて作る時はネットで色々調べてから育てました。調べた時は、スポンジを用意して種を発芽させるとか、キッチンペーパーを用意して乾燥しない様にするとか、意外と発芽させるまでに面倒で気を遣う感じの事ばかり書いてありました。
正直言って適当で大丈夫です。ベビーリーフの時とほぼ同じで育ちました。下の写真はベビーリーフの種を蒔いた時の写真ですが、これだとちょっと種が多いので適当に減らして蒔けばオーケー。

適当にばらまいたら、うっすら土を被せます。やりすぎなければ適当で良いです。
うっすら土を被せたらちょっと水を上げます。水上げすぎて折角被せた土や種が流れないようにして下さい。
この後は、数日だけ日の当たらない室内に置いときます。その時の気温や買ってきた種の発芽率?によっても芽が出る時間は違いますが、万能ねぎなら1週間前後くらいだと思います。
ちなみに万能ねぎの場合は双葉っぽい形の葉っぱは出ません。ひょろ~っと細長い葉っぱがどんどん伸びていきます。
収穫までのポイントと注意点
小さな葉っぱが出てきたら外に出して、後は日光にあてて、水やりをしていけば良いです。土の表面が乾いたなーというタイミングでの水やりで平気ですが、もう少し早めでも大丈夫です。天気が悪くなければ、大体2か月前後くらいで収穫できると思います。
間引きについてですが、このやり方(適当にばらまく)だと割と芽が色んな所から出てると思うので、あんまり密集している所は抜いてしまいましょう。間隔としては数cm開いてれば育つと思います。
※間引きを全くしないとどうなるかはこちらの記事で↓
万能ねぎ収穫
葉っぱ部分が大体20cm~30cmくらいになったら、根本から数cm残して切れば、また伸びてきて収穫出来ます。
これは種を蒔いてから大体35日目くらいです。これくらいでも食べれますが、ちょっと細かったのでまだ待ちました

種まき後、約50日弱くらい。今回はこれである程度収穫しました。


ちょっとだけ育ちすぎて先っぽが若干枯れてますが、これくらいはちぎれば良いので全然大丈夫。
一度収穫して終わりではなく、ちゃんと下の方を残して採ればまた育ってきます。
沢山育ちすぎて食べきれない!という場合は、収穫後みじん切りにしてジップロック等に入れ冷凍しておけば後で使えます(風味は落ちますが)。
まとめ
料理中に、ちょっとだけ万能ねぎが欲しくても買い置きが無い。そんな時にベランダ栽培していると便利な万能ねぎ。
作るのも簡単で、初心者におすすめのベビーリーフを栽培する難易度とさほど変わりません。収穫までの時間かベビーリーフよりもちょっと長いくらいですね。
必要な道具も変わらないので、同時にベビーリーフも育て始めてはどうでしょうか。

同じく、大葉(しそ)もおすすめです。
万能ねぎは縦に伸びるので難しいですが、ベビーリーフなどを育てたくて、でも虫は絶対に嫌!という方は水耕栽培機という選択肢もあります。室内のお洒落アイテムにもなりますね。